既にニュースとして報道されていますのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、入江善博さんが73歳で博士号を取得しました。
平成29年度工学研究科学位記授与式を挙行
http://www.tottori-u.ac.jp/item/15419.htm#moduleid5907
68歳のとき鳥取大学大学院研究科博士後期課程へ入学し、岸田悟教授の教えもあり4年間で研究論文を発表するに至ったそうです。研究テーマは銅とアルミの接合技術における問題点だそうです。
元々は天理大学卒業後に幾つかの会社を経て入江産業を設立し、業務上アルミと銅の接合が技術的に難しい事に直面し、その問題に取り組むうちに上記の様な事になっています。
アルミと銅は接合できない訳でなく、接合部分に化合物が形成されてしまい強度が弱くなってしまいます。
そのことに関する九工大の研究論文も有りました。
アルミニウム／銅クラッド材接合界面における 金属間化合物の形成
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jinstmet/75/3/75_3_166/_pdf
興味の有る方は読んでみると・・・まとめの部分が切れている・・・キレそう。
