社会人が選んだ大学ブランドランキング

大学ブランドは入学者数に直結しますが、社会人に評判やイメージが良く大学のブランド力が高い大学はどこなのでしょうか?

首都圏、北海道/東北/北関東/甲信越、北陸・東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄・山口の地域別の大学ブランド・イメージ調査の結果が公表されています。

その地域に住む社会人に大学ブランドに関する49項目の質問を行い大学ブランドの偏差値を算出しています。

大学ブランドランキング

それでは大学ブランドランキングを見ていきましょう。

大学ブランドランキング【首都圏】

まずは首都圏の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

首都圏の大学ブランドランキングでは東京大学のブランド力が高くなっています。
国立大学よりも有名私立大学の大学ブランド力の方が高いですが、大幅に評判を落としている大学はなく国立大学、私立大学、女子大学とバランスが良い大学ブランドとなっています。

大学ブランドランキング【近畿】

次に近畿地方の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

近畿地方の大学ブランドランキングは京都大学が圧倒的にブランド力が高くなっています。
同じく国立大学の大阪大学のブランド力も高く、神戸大学の順位も上がっており、国公立大学のブランド力が高い事が特徴的ですね
産近甲龍から3大学も入っており、天理大学や奈良女子大学、同志社女子大学、武庫川女子大学のブランド力も上がっています。

大学ブランドランキング【北海道】

次に北海道の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

北海道の大学ブランドランキングでは国立大学のブランド力が高いですが、私立大学では北海学園大学が入っています。
地域別の大学ブランドランキングの面白みは北海学園大学にあると言っても良いでしょう

大学ブランドランキング【東北】

次に東北地方の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

東北地方の大学ブランドランキングでも国立大学のブランド力が高くなっており、私立大学では東北福祉大学と東北学院大学の特色がある大学のブランド力が高くなっており、やはり地域別大学ブランドランキングの面白味を味わえます。

大学ブランドランキング【北関東】

次に北関東地方の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

北関東地方の大学ブランドランキングは手堅く国立大学と公立大学で占められていますが、筑波大学が抜きん出てブランド力が高いですね。

大学ブランドランキング【甲信越】

次に甲信越地方の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

甲信越地方の大学ブランドランキングでも国立大学のブランド力は高いですが、山梨学院大学や新潟医療福祉大学と特色がある私立大学のブランド力が高く、地域別の大学ブランドがわかりますね。

大学ブランドランキング【北陸】

次に北陸地方の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

北陸地方の大学ブランドランキングでは金沢大学のブランド力が高く、金沢工業大学と福井大学が続く形になっています。
ノミネートされた大学が少ないですが順当な結果ではないでしょうか。

大学ブランドランキング【東海】

次に東海地方の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

東海地方の大学ブランドランキングは名古屋大学のブランド力が抜きん出ています。
しかし、名古屋工業大学など有名国公立大学を押し除け中京大学のブランド力が高い事が特徴的ですね。

大学ブランドランキング【中国】

次に中国地方の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

中国地方の大学ブランドランキングでは広島大学と岡山大学のブランド力が圧倒的に高いです。
広島経済大学のブランド力が上がっている事は地域別大学ブランドランキングの醍醐味でしょう。

大学ブランドランキング【四国】

次に四国地方の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

四国地方の大学ブランドランキングでは国立大学がブランド力を取り戻しており、四国でのブランド力トップだった松山大学が5位となっていますね。
四国地方の国立大学が各々ランクインしているのは良いですね。

大学ブランドランキング【九州・沖縄・山口】

次に九州・沖縄地方と山口の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

九州地方の大学ブランドランキングは九州大学が圧倒的となっていますが、2位には福岡大学が入っています。
ブランド力トップ20の順位変動が最も激しい事が特徴的で久留米大学、福岡大学、大分大学のブランド力が上がっています。

大学ブランドランキング【全国】

最後に全国の大学ブランドランキングを見ていきましょう。

その地域に住んでいる人にとってのブランドなので全国の大学ブランドランキングは掲載されていませんが、大学ブランド力は偏差値化されており、全国の大学ブランドランキングとしてみました。
大学ブランド偏差値60以上となっている大学は上記の通りですので参考にしてみて下さいね。

大学ブランド1位は全て国立大学

大学ブランドランキングは全ての地域で国立大学が1位となっています。

私立大学のブランド力が下がってしまった訳ではありませんが、国立大学のブランド力が上がっていると考えて良いでしょう。

私立大学のブランド力はオシャレイメージやセンスなど抽象的なブランド力が高く、国立大学のブランド力は研究力や技術力など学術関連での具体的なブランド力が高くなっています。

低偏差値の入学難易度が低い大学もブランド力は高い

大学ブランドランキングは、地域ごとに大学のブランド力が異なっている事が良く分かります。

Fランに近い低偏差値の大学でもブランドランキングで上位に入っており、学力の偏差値だけでは測れない大学ブランドランキングは意外にも面白いですね。

高校生が選んだ大学ブランドランキングと比較すると更に面白いです。

社会人が選んだ大学ブランドランキングではなく、高校生が選んだ大学ブランドランキングは『知名度が高い知っている大学ランキング』を参照して下さい。

大学ブランド・イメージ調査では各項目ごとのブランド大学も掲載されていますので、興味のある方は見ておくと良いでしょう。

「大学ブランド・イメージ調査2019-2020」とは
https://consult.nikkeibp.co.jp/branding/solutions/university-brand/

学費が安い大学もブランド力が高い

大学ブランドランキングには、学費が安い私立大学で紹介した大学が多くランクインしています。

偏差値が低くてもブランド力が高く学費も安い大学なんて特に良いですね。

学費が安い大学に関しては、『学費が安い私立大学(文系学部)』と『学費が安い私立大学(理系学部)』を参照して下さい。

大学ブランドは就職に有利?

この大学ブランドランキングは社会人が選んでいますのでブランド力が高い大学は就職に有利なのか気になると思います。

その地域に住んでいる社会人に対しての大学ブランド力なので、その地域にある会社への就職は有利になるでしょう。ですからブランド力が高い大学は地元での就職に有利と考えましょう。

全国的に知名度が高い大学は前述の『知名度が高い知っている大学ランキング』を参照して下さい。