奨学金利用の大卒者45%が後悔、大学は学費分の価値が無いと感じている

大学卒業生の45%が「学資援助を受けたことを後悔」 返済に苦しまないためには
多くの若者が、奨学金という名の大きな借金を抱えて大学を卒業していくことは以前から知られている。彼らはそのことについて、どう感じているのだろうか。アメリカの消費者団体専門誌「コンシューマー・リポート」の新たな調査によれば(驚くことではないが)、彼らは不満を感じているようだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/11719749/

奨学金を利用したものの大学卒業後に後悔している人が45%もいるそうです。
この調査結果は日本ではなくアメリカの調査結果ですが、今回の回答者が抱えている債務残高の中央値は約215万円。卒業した大学の学費1年分の中央値が約148万円となっていますので、大体1年半分の学費を奨学金で支払った事になります。ちなみに日本の奨学金平均額は301.8万円。
奨学金を利用するに関して講習や説明を受けた人は38%、予算管理や債務管理に関して講習や説明を受けた人は24%となっており、合わせて62%。奨学金利用を後悔している人が45%ですから、何も考えずに利用した人が後悔している感じですね。
その奨学金利用を後悔している大卒者の44%は返済で生活費を切り詰めており、80%は一度は返済を滞納した事が有るとなっています。
奨学金を後悔した理由として『大学には学費に見合った価値が無い』と言う理由となっており、奨学金を受けなければ良かった、もっと少額にすれば良かったと考えている様です。
『大学には学費に見合った価値が無い』・・・これは重い言葉ですねぇ。
クレジットカードなどに慣れているアメリカ人で、良い大学ランキングでもアメリカの大学は多くランクインしていますが、現実は生活費を切り詰めなければならない。
しかし、日本以外の大卒者は新卒採用と言うシステムが無いので、大学卒業イコール就職出来る訳では有りません。だからアメリカの大学出身でも日本で就職する。
新卒採用と言う大卒者に有利なシステムが有る日本で奨学金返済が厳しいと言うのは甘えと言われても仕方ないかも知れませんね。神田うのさんが、生活費を切り詰めて月々1万ちょっとを20年続ければ良いでしょう?と言って炎上している様では誰も同情してくれないかも知れません。
そして、奨学金制度は学生が勝手に申し込んで利用出来る訳では有りませんので、親が間違っている部分も多いに有るでしょう。
奨学金制度って本来は優秀な学生が親に頼んで利用をする制度だと思いますが、今では単純に学生も親も見栄や世間体を気にしている事が問題。
アメリカでもその傾向が有る様で、所謂いい大学に行かせようとして近くの国公立大学ではなく、遠方の私立大学を選ぶそうです。
日本の大学の就職率ランキングを見ても分かる様に、地方の公立大学や国立大学だから就職出来ない訳では有りません。今では早稲田も慶應もネームバリューは有りません。
『大学には学費に見合った価値が無い』この言葉は全てを表していますね。
有名大学を卒業したら『いい会社』へ就職出来ると言う事は全くありません。だから東大出ても無職の人がいる訳です。
バブル世代を老害と呼んでいながら、自分達がバブル時代をひきづっている事に気付いていないのは如何なものでしょうか。