就職氷河期や就活スケジュール変更など色々有りましたが、就職率の高い大学はそう言った時でも就職率は高いです。
大学全体の就職率も改善しており就職率80％以上を維持しています。就職内定率は更に高く95％以上となっています。
文系・理系、女子大、国公立大学・私立大学を総合した就職率の高い大学ランキングは以下の通りとなっています。
大学就職課の回答した数値から就職者数÷（卒業生－大学院進学者）で算出した「実就職率」を集計値として大学通信が就職率の高い大学ランキングを掲載しています。
就職率の高い大学ランキング
就職率の高い大学ランキングを見ていきましょう。
長岡技術科学大学 97
- 一橋大学 93.8
- 首都大学東京 88.2
- 北海道科学大学 88.1
- 西南学院大学 83.2
- 東京経済大学 80
- 京都造形美術大学 76.9
就職率が高い大学と偏差値の関係
就職率が最も高かった大学は長岡技術科学大学で97％。長岡技術科学大学の偏差値は高くは有りませんが高専からの編入が多く、公表されている偏差値とは異なります。
長岡技術科学大学の主な就職先はメーカー、製造業が殆どで、当たり前ですが技術系職種で内定となる場合が多いです。学部・学科によっては食品・飲料関連の会社に就職する方も多い。
就職率2位となったのは女子大学のノートルダム清心女子大学で96.4％。京都の京都ノートルダム女子大学ではなく、岡山県のノートルダム清心女子大学ですので間違えない様に。
ノートルダム清心女子大学の偏差値も高くは有りません。就職先は多業界に渡っており、職種は事務とサービス系が多くなっています。ほぼ全ての学科で就職率は高い。
3位には藤田保健衛生大学の96.3％。藤田保健衛生大学の偏差値は一般的ですが、医療系大学と言う事も有り就職率が高くなっています。
藤田保健衛生大学の就職先は勿論病院など医療関連施設となります。
この様に偏差値が高い大学だからと言って就職率が高い訳ではない事が分かると思います。
女子大の就職率は高い
理系・女子大・医療系大学が就職率トップ3と言う面白い結果となっており、偏差値も就職先も全く異なる事も興味深いですね。
特に女子大と医療福祉系大学の就職率は年々高くなっており、わざわざ学部を新設する大学も出てきています。
就職率が高くなった理由として、女子大は女性の社会進出で企業側の需要が高い、医療福祉系は不況にも強く雇用が安定していると言う事ですね。
知名度が高い大学の就職率は高い
ただ全体的に全国的に名前が知られている大学の就職率は高いと言う事。学生数が多くても就職率が70％以上と言うのは凄いです。体育大学や芸術・美術大学、音楽大学などの就職率も思っていたよりも高い。
就職率が悪い大学は公表しませんから、今回、就職率の高い大学ランキングに掲載されている大学は就職に関しての自信の表れですね。
知名度が高い大学ランキングは、『知名度が高い知っている大学ランキング』を参照して下さい。
