大津市民病院看護学校が募集停止へ 定員割れ続き
地方独立行政法人・市立大津市民病院の付属看護専門学校(大津市石場)が、来年度の新入生募集を停止することが4日、分かった。近年、4年制看護系大学人気に押されて受験者が減少、定員割れが続く状況の改善は難しいと判断した。2019、20年度の募集停止も視野に検討している。
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20170805000032
大津市民病院付属看護専門学校が来年度から新規入学者募集を停止することを発表しています。
大津市民病院付属看護専門学校は公立の専門学校で、学費は年間30万円と激安です。
こんなに激安で3年課程で正看護師を育成してくれるのですが・・・募集停止は残念です。
募集停止に至った理由は勿論定員割れで、どうやら受験者数は定員以上ですが合格辞退が相次いでしまい学生が集まらない状況となってしまっています。
滋賀県では近江八幡市立看護専門学校が2020年に閉校する事も発表しており、こちらも似た様な理由で閉校に至った経緯が有りますね。
看護系学校を志望する学生の間でも大学志向ならぬ大学至上主義が蔓延している様ですが、保健師や助産師の受験資格のみを求めているのでしょうかね?一般教養過程目当てと言うのは無いでしょうし、大学キャンパスライフをエンジョイしたいのでしょうか?
学費激安の病院付属専門学校ですから就職も激強なのに・・・とても残念です。
看護師は学歴よりも臨床経験が重要なのですけどねぇ・・・
募集停止となりそうな危ない大学に関しては、『募集停止となりそうな危ない大学?2018年まで後2年』も参照して下さい。