企業の生産性を高めるのは理系ではなく・・・

職場の生産性上げたい? 雇うべきは「理系人間」
 会社の生産性を向上させたい? ならば「理系人間」を雇うべし。
 従業員に占める科学者やエンジニアの割合が高い企業は、そうでない企業よりも生産性が高く、しかもそうした専門技能者が研究開発(R&D)部門に直接関わっていない場合でも、同様であることが新たな研究で分かった。
http://jp.wsj.com/articles/SB10694688242023964151104583258712381208262

ある研究で企業の生産性を高めるのは文系ではなく理系と言う結果が有るそうです。
特に専門分野やR&Dに携わらなくとも、理系比率が高い企業の生産性は向上していると報告されています。
だが、この記事を読んで行くと、どうもおかしい。意味が分からない。
英語で書かれた原文を見てみると理系のScienceではなく、何とNerdと書かれている。
ScienceでもなくGeekでもなく、Nerdとは・・・
日本語で言うとそうですねぇ、理系でもなくオタクでもなく、完璧主義マニアとでも言いましょうか・・・
Nerdに関して面白い記事が有りましたので参考にして下さい。面白いですよ。
単純に「オタク」とするのはちょっと違う「Geek(ギーク)」と「Nerd(ナード)」
https://gigazine.net/news/20120105-geek-vs-nerd/
Nerdならば、前述の記事がシックリきます。
何しろ空気を読まず自分が正しいと思った事だけを延々話しますから。
しかし単なるGeekとは異なり、ちゃんと説明をしてくれるNerdがいた方が良い事は間違い無いでしょう。
それらを実践している海外の企業としては、代表的な所でAppleやFacebookなどIT系の企業に多いです。
自社にハッキングをしてきた人物を特定し自社で雇用したり、社内のエンジニアには到底発想出来ない事に対して報奨金を支払ったりしています。
日本の現在のオタクはほぼGeekで有り、あまり優秀では無い。優秀なオタクは海外企業に行ってしまいました。
浅く狭い知識のオタクを見つける事は容易だが、広く深い知識を持つオタクを見つける事は困難を極め、日本企業特有の横並び意識も加わり、唯の暗い奴で終わってしまっています。
もし生産性を向上させたいと思っているので有れば、少しリスクを犯してNerd探しをしても良いかも知れませんね。