募集停止となりそうな危ない大学が発表されたのが2016年。
2018年から大学淘汰の時代となると言われていましたが、実際に大学淘汰の時代となっています。
募集停止となりそうな危ない大学に関しては、『募集停止となりそうな危ない大学?2018年まで後2年』を参照して下さい。
最近でも募集停止と閉校を発表している大学があります。
募集停止と閉校を発表した大学
学校法人ありあけ国際学園が運営する保健医療経営大学は、2020年度から募集停止となり、今年度入学した学生が卒業すると同時に閉校する。
学校法人広島国際学院が運営する広島国際学院大学は、2020年度から募集停止となり、今年度入学した学生が卒業する2023年3月で大学と大学院を閉校する。
学校法人大和学園が運営する聖セシリア女子短期大学は、2020年度から募集停止となり、今年度入学した学生が卒業する2021年3月で大学を閉校する予定。
この他にも医療技術短期大学、神戸山手短期大学なども2020年から募集停止となり閉校予定となっています。
青山学院女子短期大学は報道の通り既に募集停止となっており閉校予定。
愛知江南短期大学も21年入学以降の学生募集を停止し23年春に閉学予定となっています。
浦和大学短期大学部も閉学を前提とした学生の募集停止を決定しています。
上野学園大学も新規募集を停止し、段階的に閉鎖を検討しています。
東海大学医療技術短期大学も2020年度以降の学生募集を停止しています。
2016年時点の危ない大学リストに掲載されていた大学も含まれています。
上記のページではゾンビ大学と称していますが、文科省は経営が悪化している私立大学に対して健全経営の厳格化を行なっており、ゾンビ大学は募集停止や閉校、ならびに学校法人の解散などの厳しい措置を取る様になりました。
Fラン大より短大や専門学校の方が潰れている
ようやくFラン大が淘汰され潰れてくれるのか!と喜んでいる方も多い様ですが、Fラン生がいる以上Fラン大は潰れません。
Fラン大は利用されるよりも利用した方が良いのですが、その言葉の意味をFラン生であるが故に理解できない。
前述の募集停止となる大学はFラン大と呼ばれている大学もありますが、Fラン大の中でも意識高い系Fラン大であったり、単純に学生が少ないだけでBFとなっている大学です。
ですから出席や講義がしっかりしており、真のFラン生からしてみるとウゼェとなり今回の募集停止と閉校の発表となっています。
Fラン大よりも淘汰されてしまっているのが短期大学です。
前述の通り募集停止・閉学となっている短期大学は非常に多く、この他にも厳しい経営状態の短大は多いでしょう。
4年制大学至上主義は以前から言われており、短大と同じく2年制の専門学校も募集停止となっている所が多くなってきています。
文科省は経営状況だけでなく、今後は様々な視点で大学を評価する事も発表しており、もしかしたらFラン大も淘汰されるかも知れませんが・・・期待は出来ないですね。